フランスの大学に留学するとき、だれもが避けて通れない手続きがビザの取得ではないかと思う。
私自身「大使館に行けばビザくれるでしょ」という安易なイメージを持っていたのだが、長期学生ビザの場合はそう簡単にいかないのだ!
ここでは、長期学生ビザ申請者が必ずお世話になるであろう3つの場所
Campus France / Etudes en France (EEF) / ビザセクション
について簡単にまとめてみる。
私自身「大使館に行けばビザくれるでしょ」という安易なイメージを持っていたのだが、長期学生ビザの場合はそう簡単にいかないのだ!
ここでは、長期学生ビザ申請者が必ずお世話になるであろう3つの場所
Campus France / Etudes en France (EEF) / ビザセクション
について簡単にまとめてみる。
- Campus France : 留学に関わる手続きのバイブル
Campus Franceは、簡単に言うとフランスの大学 (等の高等教育機関) へ留学する学生をサポートするフランス政府公認のウェブサイトである。ビザの取得など渡航前に必要な準備から、移民局への登録や滞在先の家賃補助申請など渡航後に行う手続きに至るまで、多くの留学生が踏むであろうプロセスを解説してくれている。ちなみにフランス留学に関連したウェビナーや説明会なども多数開催しているみたいなので、留学が確定していない人も覗いてみると良いかも。 - Etudes en France (EEF) : 学生ビザ申請予定者を最初に審査する機関
Etudes en Franceは、学生ビザ取得の理由・背景を審査する場所で、略してEEFとも表記される。ここで学生ビザを与えても大丈夫な人間かどうかを予め審査することで、ビザを発給する大使館の負担を軽減する意図もあるだろう。
Etudes en France のウェブサイトでは、留学先の大学の受入許可書など、フランス入国後学生の身分で滞在することを証明できる書類を何種類もアップロードすることになる。入力事項や証明書類に関して、不明瞭な点や間違った箇所が1か所でもあると見逃してもらえない (修正するのに結構時間がかかる) ので、注意深く手続きを進めるのがカギとなる。
ウェブサイト上での手続きを終えた後には、フランス大使館に併設されたオフィスに訪れて面接を行う必要がある。アップロードした資料や入力した留学動機に齟齬がないか対面で最終チェックされる。この面接は英語またはフランス語で行われる場合が多いが、フランス語力を身に着けるための語学留学が主目的の学生は日本語で面接してくれる場合もあるようだ。 - 在日フランス大使館 ビザセクション : EEFの手続きを終えた後にビザを申請する場所
Etudes en Franceでめでたく (?) 手続きを完了したところで、ようやくフランス大使館のお世話になる。ビザの申請手続きを行う専門の場所はビザセクションと呼ばれ、ビザ申請書 (申込書) のほかに、銀行残高証明書など渡航・滞在資金を証明する書類や住居証明書、Etudes en Franceでの審査登録書などを提出することで、申請者がフランスに不法滞在する恐れが無いことを総合的に審査される。
コメント